こんにちは、鹿児島で水道設備工事の会社を営んでいる「川野設備工業」です
毎月1回程度に水道に関するブログを作っているのですが、今回の話題は高額になりやすい業者の特徴と対処法を解説していきたいと思います
ニュースで水道の工事を依頼したが高額請求されて失敗したという話しを聞いたことがありますか?
高額になりやすい業者の特徴を学んでおけば、高いお金を払うのを回避することができます。
私が高額になりやすい業者の特徴を考えただけでも10個出てきました、全部あてはまっているから高額請求されるというわけではないのですが工事代金が高くなりやすいです。
高額になりやすい業者10の特徴

まずは10の特徴を箇条書きします。
- 水道局指定工事店ではない
- 会社ができてから日が浅い
- 訪問して商品やサービスを売りつける
- 今だけ期間限定などとお得なようにふるまって急がせる
- 見積り無料や修理費1000円〜などの格安料金設定
- ホームページや広告が派手でインパクトがありすぎる有名人を広告に使っている
- 自分たちで蛇口や設備を準備しても使ってくれない
- 追加工事が多い
- 不安をあおってくる
- 説明を求めても答えがしっかりしていない(自信がなさそう、説明が分かりづらい、逆にペラペラと軽い感じで話してくる)
高額請求をしてくる水道業者対策
- インターネットや近所の人・水道局から下調べをしっかりする
- 精神的に不安になったら人に頼る
- お得さや派手さにだまされない
- 違和感があれば断ることが大事
1、水道局指定工事店ではない

水道の法律で水道局指定工事店制度という決まりがあります。
これは一定の資格・技術・設備を持った業者しか水道工事をしてはいけないという決まりです。
技術や設備がない業者が工事をして水漏れをおこさないようにするためです。
お住まいの市区町村の水道局のホームページで指定工事店一覧というページから探すと見つけることができます。
悪質な業者は水道局指定工事店業者と言って実際には指定工事店ではないということもあるので確認するのが大事です。
水道局指定工事店でないと高額請求されやすい理由ですが、最初は指定工事店の許可をもらっていてもお客様から何度もクレームがあると水道局から指導があり許可を取り消されることがあります。
水道局指定工事店の許可を取り消されても水道の仕事を続けて荒稼ぎするには高額請求して危なくなったら逃げようと思う業者がいると聞きます。
2、会社ができてから日が浅い
高額な請求をする業者は長続きしません、悪質な仕事を続けているとクレームが水道局に伝わり前述の通り水道局指定工事店の資格を剥奪されます。
会社が出来たばかりの業者が悪いわけではないのですが、経験年数や会社の安定性などを考えると古くから地域に根ざしている会社のほうが安心できると思います。
3,訪問して商品やサービスを売りつける
水道工事の業者で一軒一軒家を回って「水道工事をしませんか」と言ってくることがあります。
私の自宅にも「排水管の中が汚れているので高圧洗浄しないと詰まってしまいます」というチラシが入っていました。
こういう業者はやらなくてもよい排水管の中の洗浄をやって、悪いところが見つかったので工事したほうが良いですよと言ってくることが多いようです。
水道局でもこのような訪問販売に気をつけてくださいと注意喚起しています。
4,今だけ期間限定などとお得なようにふるまって急がせる
工事をしようか迷っていると「期間限定で今だけお見積り無料」「今だけ工事費20%オフ」などとお得なので早く工事をさせてほしいと言うことがあります。
期間限定というと早く工事をしてもらった方がお得と思って深く考えずに決めてもらい、あとから追加工事や請求自体を釣り上げて高額な工事費を取ろうとすることがあります。
本当ならば見積もりをしてもらい値段が適正かどうかを考えてから決めるべきなのですが、その時間を与えないやり方です。
5,見積り無料や修理費1000円〜などの格安料金設定
ホームページやチラシに安すぎる修理費の情報をのせてお得感をもたせたあとに追加工事などで高額請求してくる業者もいます。
あまりに安い料金設定はボッタクリ業者もよく使う手法なので安いからと安易に飛びつかずに「それでやっていけるはずがない」と思ったら工事を頼むのはやめておきましょう。
6,ホームページや広告が派手で有名人を広告に使っている

工事をたくさん受けたいと思うと広告にお金を使って多くの顧客を得ようとします。
広告費にお金をたくさん使った場合そのお金はお客様の工事費に上乗せという形でないと回収できません。
広告費にお金を使っている会社は工事費が高くなりやすいというわけです。
7,自分たちで蛇口や設備を準備しても使ってくれない
私たち水道業者で準備した蛇口やトイレ・洗面などの水道設備は値段を1〜2割ほど高くして請求しています。
これは自分たちで準備した水道設備は発注の手間やお客様からの急な変更に対応するための手間賃としていただいています
高額な請求をしたい業者はこの値段を高額にして請求をしてくることがあります。
工事費だけだと請求額が分かりやすくごまかしづらいですが、蛇口などの水道設備は元の値段が分かりづらいので高額請求するための手段として使われることが多いです。
8,追加工事が多い
水道管は壁や土の中など見えない所に埋まっていることが多いので、工事を始めてみると見積もり以上の費用がかかることがあります。
私は赤字にならない程度であれば自分の見積もり不足だったと反省して最初の見積額のまま工事を終わらせます。(利益は減るのですが)
工事費を高くとろうとしている業者は、最初の見積金額を低めに出して追加工事を高くする方法を使うことがあります。
途中まで工事してもらったあとでは、追加工事が高くても別な業者に頼むのは面倒ですから了解してしまう人が多いです。
この方法ならば最初の見積額を見て「安いからお願いしよう」と多くのお客から仕事をもらって高い工事費で荒稼ぎ出来ると考えているのではないでしょうか。
9,不安をあおってくる
水道トラブルは突然発生します。どうすればよいか分からずに不安な状態になりやすいです。
水道修理にきた業者が「大変な状態です」と不安になるようなことを言って高額な見積もりを出しても、よく考えずに了解してしまうことがあります。
実際に工事をしてもらうと簡単な作業で修理をして高い工事費が請求されたという話をよく聞きます。
お客様も不安な中で了解をしてしまったからと泣き寝入りすることが多いようです。
10,説明を求めても答えがしっかりしていない
高額な請求をしてくる業者は楽をして儲けようと考えていることが多いです。
技術を高めることよりも、どのようにして工事費を高く請求するか考えることが多いので技術力は低いと言えます。
お客様から説明をもとめたときの受け答えが自信がなさそうだったり、専門用語が多く分かりづらかったり、逆にペラペラと一本調子で話すときは注意が必要です。
専門用語が多い業者さんは、お客の分からない言葉で自分の技術の無さを誤魔化そうとしています。ペラペラと一本調子で話すのはマニュアル化した説明を話している可能性があります。
技術力が高い業者さんなら分かりやすい説明で工事費が高くなりそうなら別な業者さんから見積もりしてもらっても良いですよと余裕のある態度であることが多いです。
高額な請求をする水道業者を避ける方法
高額な請求をする水道業者に仕事を依頼することは避けたいです。
ではどのように防ぐべきなのか具体的な方法をあげていきます。
1,インターネットや近所の人・水道局から下調べをしっかりする
急な水道トラブルがあるとパニックになって、とりあえず目についた水道業者に電話してしまう人が多いようです。(冷蔵庫などに貼ってあるマグネットに書かれている水道業者などに依頼する等々)
これは高額請求されるパターンが多いです。
マグネット業者と呼ばれる会社は有名人やキャラクターを使っていて、そのお金はお客様からの工事代金に上乗せされることになります。
慌てているときは一旦落ち着いて近所の人に相談するか、水道局に事情を説明して聞いてみるのが良いです。
近所の実際に水道工事をしてもらった人から「良い工事をしてもらった」と言われる水道業者に頼めれば高額請求のリスクは減ります。
また水道局に相談すると良い水道業者を紹介してもらうこともできます。(これは水道局職員の良し悪しで変わることがありますが)
頼もうと思った水道業者がいればインターネットで会社名を検索してみるのも良いです。ホームページをみてから信頼できるか確認してみると良いです。
ちなみにホームページで確認したほうが良い情報は創業年・有名人やキャラクターを使っていない(使っていると高額になりやすい)派手ではないかなど。
インターネットで「会社名 クレーム」と検索してクレームの多い会社でないかを確認するのも大事です。
下調べをするのに大事な考え方は【情報を持っている所から教えてもらう】ことだと言えます。
2,精神的に不安になったら人に頼る
訪問販売や不安をあおってくるやり方は精神的に負担をかけて冷静な判断が出来なくなります。
一番効果的なのは他の人に頼る方法です。
親族や近所の頼れる人などに来てもらったり、電話で業者さんとのやりとりをしてもらうのも良いです。
3,お得さや派手さにだまされない
今だけお得、広告が派手など技術的な良さではないもので売り込んでくる業者は注意しましょう。
水道業者で大事なのは技術力で値段の安さや広告の派手さで選ぶと水道修理が上手くいかず後悔することが多いようです。
技術力があって値段も安い水道業者を選ぶなら、住んでいる所から近い小さい業者が良いです。
小さい業者は当たり外れがあるので、地元の親族や知り合いから良い水道業者を教えてもらうのが大事になります。
4,違和感があれば断ることが大事
自宅まで水道業者に来てもらって、「この水道業者大丈夫かな?」と不安に思うことがあるようです。
最初の工事費が安いのに、追加工事をするように言って高い工事費を請求してくる、質問しても答えが信用できない、自分たちで準備した蛇口や水道設備を使ってくれない等々。
このようなときは工事を断るようにしましょう。
断りづらいとは思いますが、高額請求や下手な工事であとから問題が発生すると泣き寝入りするか消費者相談センターに相談することになります。
工事をしてもらう前に断っておけば問題は発生しません。どうしても断りづらかったら頼れる親族や近所の方に電話でも大丈夫なので話しをしてもらうと良いです。
まとめ
ここまでのまとめです。
高額になりやすい水道業者の10の特徴を書きました。
- 水道局指定工事店ではない
- 会社ができてから日が浅い
- 訪問して商品やサービスを売りつける
- 今だけ期間限定などとお得なようにふるまって急がせる
- 見積り無料や修理費1000円〜などの格安料金設定
- ホームページや広告が派手でインパクトがありすぎる有名人を広告に使っている
- 自分たちで蛇口や設備を準備しても使ってくれない
- 追加工事が多い
- 不安をあおってくる
- 説明を求めても答えがしっかりしていない(自信がなさそう、説明が分かりづらい、逆にペラペラと軽い感じで話してくる)
このような水道業者に仕事をさせないように
- インターネットや近所の人・水道局から下調べをしっかりする
- 精神的に不安になったら人に頼る
- お得さや派手さにだまされない
- 違和感があれば断ることが大事
高額請求をしてくるような水道業者にだまされないように、水道工事を頼むときは気をつけてください。


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